会長挨拶

大曲仙北医師会長 三浦 俊一

大曲仙北医師会のホームページにアクセスいただきありがとうございます。

大曲仙北医師会は平成17年の市町村合併に先立つ平成16年4月1日に旧大曲市医師会と旧仙北郡医師会が合併して発足しました。初代、下山維敏会長、2代、山下榮敏会長、3代池田芳信会長から引き続き、令和2年4月24日の大曲仙北医師会総会から三浦俊一が会長に就任しております。

当医師会は大仙市、仙北市、美郷町の2市1町で活動する医師からなり会員数は令和4年4月の総会時に150名です。開業会員のみではなく、各病院勤務の医師も多数参加して活動しております。当医師会が担当する2市1町の面積は2128.7km2とたいへん広く、これは大阪府や香川県の面積を凌駕しています。行政や各団体と連携しつつ、住民の皆様の病気や救急対応、健康保持・増進のお役に立てますよう会をあげて努力いたしております。

さて、令和元年から中国武漢に端を発したといわれる新型コロナウイルスは世界的に拡散し、人々の生活は激変しております。このウイルスとの戦いは現在まだ終息の兆しが見えない状況ですが、当地域の感染状況に合わせて迅速に対処してまいりたいと思っております。
新型コロナウイルスに関連して、大曲厚生医療センターの日曜小児救急外来を令和4年3月で中止いたしました。日曜小児救急外来は小児科の医師会員が平成17年8月から出務し、これまで多くの小児患者を診療してまいりました。しかし、令和3年3月で中止した休日救急医療連携事業と同様に、新型コロナウイルス流行後の診療形態の変化などにより日曜小児救急外来も中止を余儀なくされました。

医師会ではこれまでワクチン接種事業、乳幼児検診、学校検診~学校保健事業、一般住民検診はもとより、行政と連携して「医療と健康を考える集い」など皆様のお役に立つ健康情報を発信するべく種々事業を行ってまいりました。このホームページでも「医師会からのお知らせ」や「やさしい病気のはなし」などの企画で時節を得た情報をご提供し、全住民の健康増進に寄与できますよう努めております。

当地域では65歳以上の高齢者人口比率が35%を超えており、在宅医療(往診医療)、行政と連携した介護保険事業、認知症対策も重要な課題です。また、自殺予防対策、うつ病対策なども重点事業として取り組んでまいりたいと考えております。

当医師会のホームページでは皆様が受診を希望される診療科や近くの医院・病院などの情報をすばやく検索できますよう「医療機関検索画面」をトップページに設定しておりますのでご活用いただければ幸いです。

今後とも大曲仙北医師会をよろしくお願い申し上げます。