大仙市内で風しん発生(風しんについての情報です)
2012年06月09日
現在、西日本では風しんが流行中ですが、6月6日、大仙市内において20代男性2名が風しんを発症したとの報告が大仙保健所よりありました。
当地域での流行も危惧されますのでご留意下さい。
風しんはインフルエンザなどと同じように飛沫感染しますので、皆さまには次のことに注意し感染予防に努めていただきますようお願いします。
(1) 外出後の手洗い、うがい、咳エチケットなどに気をつけましょう。
(2) 急な全身性の発疹や発熱などの症状が現れたら、早めにかかりつけ医師などを受診しましょう。
(3) 発疹の際には、マスクを着用する、咳エチケットを守るなど、感染を広げないように注意してください。
(4) 予防接種も効果的な予防策です。
定期予防接種の対象の方は確実にうけていただくとともに、他の方も妊娠適齢期の方や予防接種歴の不明の方など必要により、予防接種についてかかりつけ医師にご相談ください。
<風しんについて>
(1) 風しんウイルスが上気道粘膜より排出され飛沫によって伝播され感染します。
(2) 潜伏期間は、感染から14~21日(平均16~18日)。
(3) 症状は、突然の全身性の斑状丘疹状の発疹、発熱、耳介後部、後頭下部、頚部リンパ節腫脹を特徴としますが、基本的には予後は良好な疾患です。
妊娠初期に風しんに感染すると、風しんウイルスが胎盤を介して胎児に感染し、出生児に白内障、心疾患、難聴などの障害が起こる先天性風しん症候群を発症することがあります。
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